自然食
人工的な肥料・調味料・香料・防腐剤などを用いていない食品、
または料理のこと。
人々の知恵をつくり、健康の礎となり日々の活動の厳選となる正しい食べ物を、有害無害な食べ物から区別する。
その考え方が「自然食」という言葉を生み出しました。
目でものを食べる(楽しむ)という日本人の習性を利用し、
見た目にきれいに仕上げる……。
自然食というのはもう少し踏み込めば、食品添加物を使わない物
ばかりでなく、原料となる農産物などが農薬や化学薬品の汚染を
受けていない、ふつうの食べ物のことです。
カビどめ(防腐剤)の入っていないしょうゆは、
もちろんカビやすいかもしれません。
発色剤の入っていない加工品は、
もちろん色鮮やかでないかもしれません。
甘味料の入っていないジュースやお菓子は、
そう甘くないかもしれません。
しかし、自然に適応する強い生命力をもっているはずの私たち。
自然の食材・生物たちと、心地よく共生していけたらと想うのです。